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ねこまたのまた~り日記

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ちぼりの尿崩症検査 その1

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ちぼりの尿崩症のこと。

12日(火)から検査入院するはずだったが、院長先生に詳しく話を聞くと
 ・入院は薬の適量や作用がわからず、万が一のことを考えてのこと
 ・尿比重を1時間ごとに計ったりとか尿量・飲水量を調べたりはない

とのことだったので、朝預けて夜引き取りの半日入院にすることにした。
薬の量については既にねこごさんに聞いているし、もしも何かあるなら最初の1滴で
どうにかなるだろう。尿量も飲水量も調べてもらえないならわざわざ入院させる理由はない。
家で採尿したものを持ってきて調べてもらえばいいだけだ。
ちぼりによけいなストレスを与えたくない。

夕方閉院ぎりぎりに引き取りに行くと、尿検査はたった2回しかしてもらっていなかった。
投薬前と投薬後の2回だけ。それもちぼりがおしっこをしないので膀胱穿刺で。
膀胱穿刺をするならもっとこまめに検査することも出来たと思うのだが・・・??
検査の結果は
   投薬前       → 1.008 (末期の腎不全の猫より低いくらい)
   投薬後(8時間後)→ 1.016 (正常値は1.035以上なのでかなり低い)

果たして薬が効いているのかどうかさっぱりわからない。
なぜならちぼりは薬がない時でも1.016くらいの数値は出ていたから。
効果が出るまでに時間がかかるのかもしれないから、とりあえず1日2回の投薬で
毎日尿比重を検査するということになった。

朝10時前に預けて、夜7時に引き取るまでちぼりは1度もおしっこをしてないという。
いつも2,3時間ごとにおしっこをしているちぼりが。
薬が効いたからか。しかし比重はたいして上がっていない。
膀胱穿刺で採る尿の量などたかがしれている。たまっているはずだ。
慣れない環境でしたいのに出来ないでいるのだ。早く帰らなければ。
振動でおしっこを洩らしてしまっても全くかまわないという気持ちで自転車を走らせた。
家についてキャリーを開けると一目散に隠れ場所であるTVの後ろに行こうとする。
キャリーの中にはおしっこなし。あわててちぼりを捕まえてトイレに座らせるがしない。
とにかくやみくもにTVの後ろへ走っていく。落ち着くまで待つことにした。
が、早くしてくれないと膀胱にたまった尿が腎臓に逆流してしまうかもしれない。
こんなことで腎不全になられたら困るのだ。
いつもなら走り出てくるネコ缶をたたく音にも反応なし。
ようやく一時間ほどたった頃、延々2分間にも及ぶおしっこをしてくれた。
ソフトボール大のしっこ玉が出来た。ふぅ。

それから体重がなんと2.6kgにもなっていた!
見た目は1.5kgくらいの大きさなのに。先生もヘンだヘンだを連発する。
特にお腹の脂肪がすごく、最近はまるで皮下輸液をしたばかりの猫のように
お腹が垂れ下がっている。
腎臓サポートのカロリーが高すぎるせいか。ごはんを変えることにした。
シニアとライトを何種類か混ぜてあげることにする。

病院のスタッフは「ちぼりちゃんは全然こわがるふうもないし、ぼんやりしてた」というが
ぼーっとしていたわけではなく、内心は恐怖でいっぱいだったと思う。
なぜなら私が引き取りに行った時、自ら私にすがりつき、抱っこをねだったのだ。
あんなに抱っこが嫌いな子が・・・。
ちぼり、こわがらせてごめんね。何とか薬が効いていい方向にいくといいね。

by nekomata-ri | 2004-10-20 16:25 | うちの猫