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ねこまたのまた~り日記

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巨大結腸症の手術方法

<2月某日>
今年にはいってからのおしりの状況は
徐々に徐々に悪い方向へ向かっていく感じ。

昨年冬からは家のトイレで自力排便出来た事なし。
頼みの綱の「ぢごくドライヴ」も段々と効果が
薄れてきて、さらに診察台の上でふんばっても
先生にマッサージしてもらっても
なかなかすんなりと出なくなってきていた。

いよいよ手術をすると決めたものの、
果たしてどっちの手術をするのか?

巨大結腸症の手術はいろいろあるが、
現在のおしりの状況で考えられる手術は

1.結腸亜全摘手術
  結腸のほとんどを切除する手術。
  (結腸というのは大腸の中の盲腸+結腸の部分。
   大腸=盲腸+結腸+直腸。)   
  長年の便秘によって伸びてしまった結腸を
  盲腸部分を残して切除し、盲腸と直腸をつなげる。

2.骨盤腔拡張プレート手術
  過去の骨折などによる骨盤狭窄を矯正するプレートを
  入れる手術。
  プレートで骨盤腔を広げてうんこの通り道を広げる。

と2種類あって、果たしてどっちがいいものか?
それとも両方必要なのか?

おしりは今まで通ったいろんな病院でもれなく
「骨盤腔が狭いですね」といわれ、レントゲンを撮ると
「過去に骨折した形跡がありますねぇ」と言われた。
そうであるなら骨盤腔拡張プレートを入れる手術、
ということになるのだろうけれども 
  ・おしりはけっこう年寄りである(と思われる)
  ・骨折したのははるか昔(少なくとも5年以上前)
なので、うまくプレートを入れられるかビミョーかも。
という問題がある。
(骨折後長期間経過していて、しかも年寄りだと
 骨が固くなっていてプレートを挿入できるように
 広げるのが難しいらしい)

また、結腸を切除してしまえば便がゆるめになるので
プレートを入れなくても便は出るようになるという話もあり。

反対に、拡張プレートを入れる手術の方が簡単だし、
骨盤に異常がなくても骨盤腔を広げれば
太いウンピも出せるようになるっていう説も。

そうかと思うと、骨盤腔が狭くなって巨大結腸症に
なったのだとしても、重い症状が半年以上続いていれば
腸も伸びてしまっているので両方の手術が必要と
言う先生もいたりして。
(おしりは3年以上便秘で苦しんでるわけなので
 この先生の言うとおりだとすると両方の手術が必要になる)

おしりは骨盤腔狭窄といわれつつもけっこう太いウンピを
出したりしているので、どちらかというと腸のほうの
問題が大きいのかなあと思っていたが、
果たしてどっちの手術がいいんだろうか。
または両方しなくちゃいけないんであろうか。
拡張プレートを入れるほうが手術時のおしりへの負担は
少なそうだけれども、その後はどうなのか。
プレートという異物を入れてガニ股にして、
もっと年を取った時に炎症を起こしたりとかそういうことは
ないのだろうか。ガニ股で関節炎になったりしないのだろうか。

そういうもろもろの疑問を抱きつつ、3月10日大学病院へ
行くことになった。


うんこ通院中のおしり。車の中で
巨大結腸症の手術方法_b0024623_15412854.jpg

by nekomata-ri | 2008-04-15 09:57 | 猫の便秘&アレルギー