最近、猫草を与えてはいけないという獣医さんが増えた。
いかなる場合でも「吐く」という行為は体によくないので
なるべくなら吐かせない方がいいということらしいのだけれど・・。
おしりの場合は巨大結腸症で便秘であるがゆえに猫草はご法度。
長い猫草は腸のなかで便をからめ、つなげてしまって
便を排出しにくくするというのがその理由。
でも他の子はどうなんだろう?
例えばこしりはこれまで毛玉をほとんど吐いたことがなかった。
でもおしりのために猫草禁止令を出したら
この春は異常なほどに毛玉を吐いた。こちびも。
恐ろしくなった私はこしりとこちびにだけ猫草をあげた。
嘔吐はぴたりと止まった。
この2匹は草を食べても吐かない。
草が毛玉をからめとって腸に押し出して便とともに排泄させてくれてるんだと思う。
ムカムカして吐きたいから草を食べるというのとは違うようだけど・・。
それに外に出ている子はおうちで猫草をあげなくたって
外で草を食べてしまうだろう。
それってネコの本能・・・じゃないのかな?
それなのに食べちゃいけないのかな。
ネコ科の動物は他の動物に比べて肝臓や腎臓が強くないので
吐くことによって毒を排出するのだという話をどこかで読んだのだけど
そのあたりはどうなんだろう。