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ねこまたのまた~り日記

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お勉強開始&病院

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ホメオパスさんから相談の前に読んでおくようにと言われた本、
ネットで頼むと間に合わない。
紀伊国屋でしか売ってないということなので、昨日ダンナの実家に行った時に
駅前の紀伊国屋で聞いてみたが本店にしかないということだった。
それで今日朝から新宿まで。
本村伸子獣医師の「もう迷わない!ペットの健康ごはん」、
「胃腸が弱いではすまされない!」、「アレルギーと皮膚疾患」を購入、
それから指定された本ではないがドナルト・R・ストロンベック「犬と猫のための手作り食」、
ホメオパシーの基本の本も(これは人間用)。

それらを帰りの電車の中や動物病院の待合室で読んで、
どうして相談会を水曜まで待たなくちゃいけなかったのか納得。
欧米のホメオパスは市販のフードを食べさせている飼い主にはレメディを
処方しないとまで書いてある。
ホメオパシーは体の自然治癒力を高めるという役割もあるので、
そういう力を弱める、体に悪い(と著者たちは言っている)市販のキャットフードを
与えていてはホメオパシーをやっても意味がないということらしい。
いろいろ勉強になって疑問もいっぱい解決されたし、これをもとに
質問したこともいっぱい出てきた。
(反面、おしりの便秘やカイカイはホメオパシーをやらなくても手作り食だけで
 解決できる可能性もあるなあと思ったり)
まぁ、そんなことを言ってられるのもおしりのウンピが出たからなんだろうけど(笑)。

そして腸管浸漏症候群(LGS)という症状。
腸壁の細胞が炎症などでダメになると、そこから普通なら吸収されないサイズの分子が
吸収され、それがアレルゲンとなってアレルギーを引き起こしたり、
他にも様々な症状を引き起こすらしい。
(詳しくは猫のIBDの「原因」というページの真ん中あたりに
 「リーキーガットシンドローム」として載っています)
おしりはもしかしてLGSでこんなことになってるのかい?
しかしLGSになってるっていうのはどうやってわかるんだろう。
本村獣医師の本にはそのあたりのことが書いてない。
病院に来ているわけであるので、先生に聞いてみた。

先生はLGSについてはご存知なかった。
そして、「腸から何かが漏れたら腹膜炎を起こすからありえない。
この人の書いてることはおかしい」と。
私もまだ隅々までよく読んでいたわけでもなく、「腸管壁に穴があいて食べ物など
が体内に漏れる」というのがどういう状態かわからなかった。
一見食べ物が腸から腹腔内に出てしまうようなイメージなので、
先生のおっしゃることももっともなのかなあ?と思いつつ、
そんないい加減なことを書いて出版なんかするだろうか?と思ったり。
外出先なのでネットで調べるわけにもいかず。
「腹腔内へということではなくて、腸の壁のなかに漏れるのでは・・?」と
言ってみたものの撃沈。

家に帰ってから検索すると・・・。
ぎゃー!知り合いのサイトが出てきたじゃん!恥ずかしながら知らなかった。
ままるねこさんのサイト(猫のIBD)にも載っているし(更新記事もチェックしてた
はずなのに・・汗)、ぎゃおす猫ニュースBBSにもかもさんが書いてくださってる!
はぁ~・・・落ち込み。
もちょっとちゃんと調べてから先生に聞けばよかったよ。
(でも先生はご存知なかったのだから結局は同じだけどね)
「わけわからない本ばっかり読んで自分の治療を信用しないヤツ」とか
思われたかもしれないなあ(汗)。

これらの本を読んでたら、おしりのためと思ってやったことがダメダメだった
りってのもけっこうあるってわかった(ガーン!)。
おしりみたいに皮膚に問題がある子にはビフィズス菌をたくさん与えるのは
NGらしい。ビフィズス菌は、アレルギーに改善をもたらすビオチンを
バクバク食べてしまうらしい。
うう、ビフィズス菌はこれでもかというくらいあげてました・・・。

ある本では推奨されてることが他の本ではダメと書いてあったり
悩む部分も多いし、まだまだ勉強不足だなあ。
もちろんもっと気軽な気持ちでやらないと長続きしないんだろうけど、
よかれと思ってしたことが逆に悪かった、なんてことは避けたい。
健康な子ならいざ知らず、おしりにそんなことしたくない。
だから頑張る~。

あ、そうそう肝心の診察は・・・まだカイカイが残ってるってことで
ステロイドは続行。(様子を見て減らしていくつもりだけど)
やっぱり便秘はよくなっていないことを告げると、遠くてなかなかうちに来れない
のだったら、出ない時には近くの病院でもいいからすぐに行って出してもらった方が
いいと言われてしまった。
もともとこの先生は3、4日間連続で通院して浣腸したほうがいいと言ってたし
(そうすれば排便が規則づいて自力で排便できるようになるとかなんとか・・。
 でも他の病院で頻繁な浣腸はよくないって聞いてたしなぁ)
「遠い」という理由で頻繁に来るのをしぶる、猫のことを大事にしない
ダメダメ飼い主だと思われてるんだろうなあ。(確かにそういうことになるのかも・・)

ちぼりのこともあるし(「ちぼりのダイエット大作戦」参照)、この病院は
わざわざ遠路行くメリットよりデメリットの方が多いかもなぁと思い始めてる私。
私が車を運転できるようになっていつでもさっと行けるようになったとしても
片道15~30分かかってしまうし、それだけじゃなくて待ち時間も長いし・・・。
最初に診て下さっていた先生はそれほどでもなかったのだけど、
最近ずっと見てくださってる先生は検査・入院など積極的治療が
とっても好きで、(猫のストレスを考えると)とまどってしまうことも多い。
おしりの病院嫌いもサイアクの状況になってしまっている。
こんなに怒ってるおしりなんか見たことない・・・。どうしたものかなあ。
でもあんまりコロコロ病院変えるのもナンだし、どこへ行っても同じかなあと
思う部分もあったり。

とにかく今回は浣腸の時に腸の奥まで液が入るように(今まではシリンジのみ使用)
浣腸用のチューブを出してもらった。
でも浣腸をするということは腸内のいい細菌も栄養も全部流してしまうということだと
教えてくれた方がいて、あんまり気がすすまないのだなあ・・。
これを使わないでもすむといいのだけど・・・。

【本日の治療費】
診察料¥1,050、シリンジ¥263、浣腸チューブ¥315、ステロイド¥735
合計 ¥2,363
by nekomata-ri | 2005-10-16 21:45 | 猫の便秘&アレルギー