ねこまたのまた~り日記

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母、父のいる施設へ

母の病院から施設への移動のため、弟と土曜から泊りがけで実家へ。
施設に移るにあたっては、病院のケースワーカーさんから母に
意思の確認をしてもらっていたが、やはりきちんと理解できていなかったらしく
自分が施設に移るということもわかっていないようだった。
「お父さんに会いに行くんだよ」と言って、たいして乗り気でもなさそうな母を
車に乗せる。

この病院では本当にお世話になった。
スタッフの皆さんにとてもよくしていただいたと思う。
母は(体の方は)驚くほど元気になり、
車椅子で病棟をウロウロ出来るようにもなった。
ケースワーカーさんも親身になってくださり、自分の仕事の範疇を超えた
部分までいろいろしてくださった。
3ヶ月で追い出されるところを6ヶ月も置いてくださった。

老人の入院は3ヶ月(90日)を超えると保険の点数がかなり低くなってしまい、
病院はもうからなくなるらしい。
しかもどんな検査や治療をしても保険点数は1日いくらと決まってしまっているので
病院としては非常に厳しい状況になるということだ。
よって早く退院しろということになる。
いや、厚生労働省が退院させろと言っているということなのか?
反対に180日をこえると保険が効かなくなる部分が出てきて
患者の自己負担がかなり増すということで
ちょうど6ヶ月置いてもらった母は非常にラッキーだったのだ。
(そんなこともさっきネットで調べて初めて知った。)

さてさて、車で1時間ちょっと走って施設に到着。
(車だと実家の市から1時間ちょっとだが、
 電車だと途中からバスに乗り換えて2時間以上かかる)
荷物を部屋に運んで、母は父と対面。
母は1Fの特養ホーム、父は2Fのグループホームなので父を2Fから連れてくる。
非常に喜ぶ父と無表情の母。・・・。
母はボケて無感動なのではない。
スタッフに愛想笑いはするし感情の起伏もある。
じゃあ父に会えてうれしくないのかというとそれはわからない。
一緒にいた時にはさんざんお互いの悪口をいっていたくせに
母は入院したら1日でも父が面会に来ないと「お父さんお父さん」と
叫んでいたそうだ。
父も入院してからずっと「お母さんのところに行きたい」と言い続けていたらしい。
そのあたりが他人にはわからない夫婦の難しいところ。

母にこちびの写真をアルバムにして渡したら一生懸命見ていて
「かわいい」を連発していたが、こちびのことは全く覚えていなかった。
どこか他所のネコだと思っているらしかった。
かわりに父母ともにもう10年くらい前に死んでしまった犬のクンタのことばかり聞く。
自分達で看取ったのに、死んじゃったじゃないといっても納得しない。
少し時計が戻ってしまっているのだろうか。

父の手足のむくみも暖かくなったからか、だいぶよくなっていた。
母が来たことで気持ちが高揚しているのか、この前までのボケボケ状態は
なくなっていて、比較的はっきりしっかりしていた。
犬の件から考えても全く正常とは言い難いが、
これくらいの状態のままでいてくれたらいいのだけど。

こちびは父母を覚えてるのかな?
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by nekomata-ri | 2005-04-03 22:48 | 介護しない介護日誌