前回父母の貯金通帳や印鑑が見つからなくてドタバタだった話を書いた。
見つかったから問題解決と思っていたら甘かった・・・!
早速父の施設入所費用や母の入院費用を振り込む必要があって
父の通帳からお金をおろすべく、銀行の窓口に行った。
(父はうちのダンナの手取りよりもはるかに多くの年金をもらっているのだ。)
本来ならばキャッシュカードでスイスイ・・のはずなんだが、
「そんなもん、使い方がわからん!!」という父はカードを作っていなかった。
そして窓口でお金を下ろそうとすると、通帳と印鑑があるにもかかわらず
銀行員はごねるのだった。
「ご本人様がお越しになるか、委任状がないと・・・」
何も全額おろそうとか、100万円以上下ろそうとかしているわけでもないのに。
結婚して姓が変わっている私は父の通帳なのだと言って運転免許証を見せても
信用してもらえない。
かといってボケてしまった父に委任状を書けというのも無理な話。
どないせーっちゅーんじゃい!
こういう時、悪くもないのになぜかうろたえてしまい、よけいに怪しまれる私。
以前はもっとゆるゆるだったのに、昨今の振り込め詐欺や
スキミングによる被害のせいで銀行はいきなりキツキツになってしまったようだ。
もちろん今の方が本来あるべき姿なんだとは思う。
思うが、結婚して改姓した娘は非常に厳しい立場となる。
親子関係を証明するために戸籍抄本を取り寄せなければならないわけだ。
私の場合本籍は東京なので、(住基ネットが機能していればいいのだろうが)
わざわざ東京から郵送してもらわねばならない。
今回はたまたま本籍地が実家のままになっている弟が
北海道から戻ってきていたので、彼の戸籍抄本を取って事なきを得たが
今後のことを思うと頭が痛い。
毎月父母の施設費用や入院費を振り込むのは私の仕事になったから。
仕方ない、戸籍抄本を取り寄せよう。