ねこまたのまた~り日記

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流星

大切な友人の、かけがえのない猫が旅立った。
それはまるで穏やかな小春日和の日に吹いた一陣の風のように、
キンと澄み切った星空を駆け抜けた流れ星のように、
あまりにも不意のことだった。

彼女はもう若くはなく、腎臓も患ってはいたが
まだまだ元気で美しく、気ままな散歩も優雅に楽しんでいた。
だからこんなに突然別れの時が来るなんて思ってもみなかったのだ。
一体いつ旅支度をしていたのだろう。
最期まで、気高く美しい彼女らしい生き方だったと思う。

ノラの大人の猫だったのに、友人を「あたしの人間」と決め心をゆだねた猫。
たくさんの命を育み、自由を愛し、そして友人を愛した。
私がいくつもの別れをしてもそのひとつひとつの想いが違うように、
今の友人の想いは友人とその猫にしか共有できない特別なもの。
だから私にはかける言葉がみつからない。
ただ、友人がその猫と紡いできた時間に想いを馳せるのみ。
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by nekomata-ri | 2004-12-20 21:17 | 猫全般